今回は個人経営の学習塾のブログ集客についてリアルなところをお伝えします。
多くの経営者の方は宣伝にかけるお金がなく、無料ブログでなんとか日々の雑感を発信していますが、それで多少のアクセスが来たとしても、生徒獲得にはつながらないはずです。
今まで多くの料理教室や個人サロンの宣伝と集客をお手伝いしてきましたが、方向性が違うと全く別の人を呼びこんでしまいます。
今回は今すぐできる効果的な対策、記事に絶対入れるべき必須ネタを公開します。以下のものを実行したのにもかからわずまったく変化がないのであればご連絡ください。
学習塾のブログに書くべき内容と必須ネタについて
まず、単純にアクセスをのばすのではなく、集客や宣伝目的でやるのであれば、見込み客を増やす必要があります。
学習塾にとって一番の見込み客は以下の通り
- あなたの地域で通学圏内にある生徒や保護者
- 地域進学の資料が手元になく困っている人
- 成績が伸び悩んでおり、具体的な解決策を知りたい人
この3つの軸からぶれてしまうと、集客はうまくいきません。
まずは最も重要な点から具体的にお話しします。
絶対に地域高の受験の点数予測と傾向解説は作る
まず絶対にブログのコンテンツとして入れたいのは塾に隣接した学校の合格点数予測と、出題傾向ですね。
最新のものはもちろん、過去5年分の分析について、開示情報を元に開設するページを作ると抜群に集客力が上がります。
大手の塾も一斉に情報発信しますので私立にこだわるとライバルを避けることが可能です。
特にお勧めなのは面接で小論文と面接対策です。論文解説にまで避ける塾は少ないので差別化になります。
- 点数一覧を表にして発表
- 過去3~5年分の合格予想点と比較
- 難易度が高かった設問を塾講師らしく解説
- 出題に合わせた勉強方法
地域縛りで行けばかなりの見込み客が集まるはずです。
地域限定のテキストやドリルの内容もネタ
学校によっては地域限定のテキストやドリルを配布するところもあるはずです。その解説を調べる人はあなたの学習塾に住んでいる人です。購入できるものであれば購入して解説記事を作るといいですよ?
中間や期末も許される範囲でネタにする
学校の同じく中間テストや期末テストの出題に対して塾側からの発表は良いと思います。ただ著作権の問題が必ず発生するので、そのままテストをブログにアップするのはNGです。
「○○の問題がでたが・・このような解放が良い」というネタにしましょう。複数学校の地域にまたがって生徒募集をしている塾なら年に数十回はテストがあると思いますので、すべてが記事ネタになりえます。
地元の自習室や勉強イベントは即発表
塾の集客としてどんな場所が最適か?それをまず考えてみると、生徒がたくさん集まっている場所ですよね?
学校や図書館の自習室に自社のチラシを置ければさいこうなのですが、実際そんなことはできませんん。
一方webであれば、地位の勉強場所についての記事を書くことも可能です。都内であれば自習ができるカフェや飲食店の場所を書くだけでも良いです。
学校の体育祭や文化祭も許可の範囲でネタにする
他にも撮影許可の範囲で、文化祭や生徒の体育祭での情報を発表すると直接の集客につながります。
生徒に許可が出るのであれば、取材をしてユーチューブなどもありでしょう。保護者のメモありますから、必ず写真に写っているコンテンツ全てに許可を取ってください。
それが無理であれば学校が公式に発表しているSNSを引用するというのが王道手段です。すでにやっている所もありますが、個人塾でここまでやっている所は少ないです。
塾の集客と相性のよい2つのブログとその理由
続いて、集客のブログで何を使うべきか?という話に移ります。
結論は以下の2つだけです。今別のブログで運営している方は引っ越しを検討した方が良いです。
- アメーバブログ・・主婦の利用者が多く短期でアクセスが伸びる
- ワードプレス・・・長期的にアクセスが集まる
無料で集客を短期間ということであればアメブロが最強です。保護者の利用者が多く、短期間でアクセスが集まります。
SNSの自動連動機能もあり、カスタマイズも手軽でパソコン初心者にも楽々です。
多くのサロン経営者がアメブロを使っているのが証拠ですね。そしてもう一つが当サイトのようなワードプレスです。
きちんとしたキーワードを元に記事を書いていけば書けば書くほど自社のメディアとして育ちます。今は個人事業主で住所を持っている塾とは最強に相性が良いです。
塾のブログにはSEO対策も重要!基本は弱者の戦略
ただ、やみくもに記事を書いている、記事を書き続けるというのは全く持って意味がないのでライバルを避けた検索キーワードをきちんと把握することが重要です。
例えば新宿に本拠地を置く学習塾でも、自分のポジションをどこに置くかによってライバルの数は1000倍以上の開きがあります。
今ですと「新校舎」なんていうのはライバルが少ないわけです。新しくできたばかりの塾であればこういうキーワードで「○○の新校舎◇◇のブログ」という感じて情報発信をしていきます。
まずはマイナーキーワードでアクセスを集め、徐々に大きな市場(新宿+個別指導)などに切り替えていきます。
この辺は全くの初心者の方にはきついかもしれませんが、実際に学習塾できちんとウェブマーケティングをやっている会社はほぼ皆無です。
地方なら大体1か月ぐらいで検索1位を取ることが可能かと思います。
SEO業者と重課金の宣伝サイトには要注意!
ここで注意喚起をしておきたいのが、突然ホームページのアドレスをみて、電話をかけてくるSEO業者とホームページ代行業者です。
かなり実績を売りに営業をかけますが、中に入っている人はド素人の営業マンということが多々あります。
以下のことを言われたら半分詐欺です。
- 被リンクをいっぱいつければ記事が上がる
- 記事更新さえすれば集客が可能
- ○○の検索キーワードで一位の証拠がある(○○は教えない)
私も法人を持っていますのでたまに電話をもらいますが(笑)99%論破できます。そしてその企業のホームページのアクセスを外から抜くこともできます。
まず電話営業をかけてくるのは辞めた方が良いです。自分でSEO+ホームページなどと調べて上位にあるところに電話した方が100倍ましです(その分料金は半端なく高いです)
また、地域系のタウン誌への登録を促す営業にも注意してください。まず、検索されませんし、登録しても来るのは営業メールだけです。
大手のタウン誌に掲載しつつ自分の塾が優先的に表示させるためには毎月数万~数十万のコストがかかります。
個人塾だと宣伝費だけで破産します。
電話業者に「御社自身のHPのSEO上位キーワードと順位を教えて下さい。コチラで調べます」と言って言葉を濁すようなところだけはやめてください。
塾ブログの集客とブランディングを間違えると大変
さらに突き詰めてブログ集客についてお話しします。塾のブログ集客には2つの方向性があります。
- 知名度のある塾のブランディング
- 無名の塾の生徒増加
二つは似ているようで全く異なる集客方法をとります。
ブランディングというのはすでに見込み客がいる状態で、講師を紹介したり、塾長の思いをか祟ったり、日々の生徒の様子を出して、親しみを持ってもらう方向です。
この路線であれば、多少キーワードが外れて問題はなく、日々食べたお弁当や政治に対する感想、世の中に対する提言などをしていっても構いません。
ただし、これを読んだ保護者が塾に来る可能性は限りなく低いです。(場所を選ばないオンラインなら別です)
どんなに塾の講師が塾の合宿でおいしいカレーライスを作っても、それを見た人が塾の通学圏内にいなければ意味がないのです。
今だったら塾講師が鬼滅の刃の物真似を・・・みたいなのが相性が良いですね♪
生徒や保護者が読んで拡散できる塾長ブログはOK
いちおう宣伝目的で生徒や保護者が読んで、共感して拡散し、生徒紹介につながるようなものならOKです。
ただ、私ならそういう情報発信よりも生徒の教育に熱を入れて合格実績を上げた方が宣伝効果につながると思います。
集客したいのなら地域密着ブログを作るべき
両体力のない塾は②の生徒増加の方を徹底して優先すべきです。そのためには対象者に必ず地域縛りをかけてください。
ココができないと一生懸命記事更新しても、単なる趣味の気晴らしに終わっているのです。
講師にブログで塾の宣伝をしてもらう際の注意点
最近少しずつですが個人塾の宣伝を講師スタッフに任せるところが出てきました。
以前からスタッフブログと呼ばれる手法で、サロンなどが多く採用していた集客方法で、若い人に任せるのも一つの手です。
ただ、ここに関してはかなり管理を気を付けないと大変なことになります。
- 塾を辞めた後にブログの管理ができるか?
- 不利益になるような情報を拡散していないか?
- 生徒とつながってトラブルを起こしたりしないか?
塾のSNS運用も同様ですが、アカウントを分けると管理が行き届かず後からトラブルになることもあるので注意してください。
万が一でも個人情報を塾のスタッフがバラしてしまったら責任問題に発展します。あくまで自社の管理下でできるように工夫しましょう。
そう言う意味ではワードプレスは、スタッフ単位の記事管理ができるので非常に利便性があるかと思います。
オンライン時代にブログ集客をやらないのは損!
これから塾は様々なジャンルでオンライン化が進むと思います。集客関してもまずはスマホでうわさを調べ、グーグルマップで場所を探し、教室内の雰囲気を動画で確認して来店という流れが進むはずです。
そのような時代において、ほとんど無料でできるブログ集客をやらないのは損でしかないと思っています。
塾の仕事は本当に忙しく時間もないと思いますが、1日1記事書くだけで年間365記事がwebに残り続けます。
その記事は24時間休まず集客や宣伝のお手伝いをしてくれるはずです。
真剣に学べばそこまで難しくはありません、まずはやってみることが大切だと思います!!
気軽にどうぞ♪
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